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2008.12/24(Wed)

自由の牢獄

 歳をとるということは自由になることなのだなぁと最近よく思う。若さとはある意味、若い体という牢獄に縛り付けられたようなものだからだ。

 暴力的な食欲と活発な排泄。若い身体がもたらす、巨大な化学プラントのような旺盛な代謝は、同時に若い精神の特質でもある。

 もっと知りたい。もっと読みたい。もっと賢くありたい。もっと学歴が欲しい。もっといいモノを着たい。もっと美しくありたい。もっともてたい。もっと愛されたい。もっと大きな家に住みたい。もっといい車に乗りたい。もっと、そして。もっと。さらに。もっと。

 歳をとり目が弱くなるのは、もう見なくていいということなんだよ。もうまわりを見渡して溜息をつかなくてもいいということなんだよ。「汝なすべし」。身体が強制する道標からの自由。それが歳を取るということなのだろうと思う。

 そのかわり。

 自由にも牢獄があることを知る。どんな家にすんでも・どんな食事でも・どんな車に乗ろうが・何を着ようが・誰からも好かれなかろうが、トンと無関係になった精神は、もう少し意味のある重い頸木に繋がれることになる。

 自分は何者なのか。何を為して死んでいくべきなのか。

 内側の声を聞くようになる。

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