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2008.12/25(Thu)

高校英語

 某ニュース番組から携帯に電話が入った。

 「突然ですが、高校の英語授業を基本的に全部英語でという話をどう思いますか?」

 ははは。むしろ詳しく伺いたいのは現場に立っている先生方だと思うのですが。新しく事を起こす場合、説明責任は起案者にある。その■実行可能性■金銭的・人的コスト■成功すると信じるに足る十分な理由■成功への具体的計画■想定される影響とそれに対する手当■成功したかどうかを確認するための評価方法■不首尾に終わった場合の責任の所在・対処方法など、計画の全容が明らかでなければ現場は動けない。「全部英語だよ、コミュニカティブなんだよ。いいね」では誰も賛成できないだろう。こうした詳細は今後起案者から---社会通念上当然のことではあるが---公になっていくことだろうと思う。私のコメントはそこからです。

 「大きな問題は2点あります。1つは平均的な中学校卒業段階の学習者が『今日学習する文はこれ、リピートアフターミー』以上の授業を理解できるかどうか、という問題です。2つ目は100%英語の環境におかれたら英語が話せるようになるのかという問題。海外語学留学がしばしば---100%英語で授業を受ける環境でありながら---失敗に終わるのはなぜかという問題です」

 「私個人は英語が苦手なんですが、それじゃどうやったら英語力は伸びるのですか」

うう。それを僕に訊いてはいけない。禁句。NGワード。

 「それはね....」

以降20分「英語のバイエル」のお話。急いでいろんな人に電話してる最中だろうに。ホントにごめんなさい。

 「なるほどー。それなら英語話せるかもしれませんねぇ... ところで、今日テレビ出る時間あります?」

長々話を聞かせておいて断るのも心苦しかったのだが、それはやっぱり順序がちがう。方針を作った人々がその理想を・成功の見込みを世の中に訴えるのが先だろう。火星人でもあるまいし、テレビぐらい出てくれるんじゃないのかな。...それに。

「本当にごめんなさい。今日は名古屋でオフなのです。これから子供と長久手アピタのゲーセンに行くことになっているのです。半年ぶりにやっと実現した長久手アピタなのです」


電話を切った僕は、少しだけ憂鬱になった。
クレーンでチョコレートを掬いながら、知り合った多くの先生方の顔が浮かんだ。






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