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2007.05/02(Wed)

男っていうのは(2)

 今年75才になるおじいちゃんは、肩をふるわせながらゆった。

 「絶対やっちゃる」

 私の仕事が佳境に入ってくると、必ずピンポンするおじいちゃんがいる。散歩の暇つぶしに我が家に寄るのだ。まぁ僕のゴルフの先生だから、あまり邪険にもできない。ときには1時間以上、庭の椅子に腰掛けながら話をする。生まれながらのストーリーテラー。大笑いしながら過ごす時間は僕にとって貴重なものだ。仕事は進まんが。それはそれ。



 だが今日のおじいちゃんはちがっていた。隣家との境界線でもめてるらしい。

 「わしはそんな話を了承した覚えはないちゅーとるのに...」

おじいちゃん熱が入っている。困ったことにその80才の相手は、話してわかる相手ではないらしい。「ただではすまさんぞ」なんて半分脅されているらしい。そんでもって、そいつは過去に傷害を起こしたこともあるらしー。

 「だからわしは木刀買ったのじゃ。脅されてビクビクしているようなワシではないっ」

80の爺さんの襲撃よりも血圧の方が心配だ。

 「あのね、おじいちゃん。そんなもん買ってもろくなことは起こらないからやめときな。電話くれたらダッシュで説得に行ってあげるから」

 「いーや、わしは男としてだな、一発やってやらんと」

うーむ。男ってのはいつまでも。

杖をつきながら帰って行ったお爺ちゃんの頭に、野球帽が見えたような気がした。


17:17  |  未分類  |  EDIT  |  Top↑
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