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2010.09/17(Fri)

仕事してたら昔の原稿がでてきた)改竄桃太郎 1

ふぅ。こんな生活してたら、好きな文すら書いていられない...
と思いながら、パソコンのファイルを整理してたら、昔の原稿が出てきたのでてきとーにのせときます。


PC童話 改竄桃太郎 Variation_1
投稿日:2005-08-01 Mon

 むかしむかし、あるところにおじいさんとおばあさんがいました。ある日おじいさんは山へしばかりに、おばあさんは川へ洗濯に行ったと思ったのですが、別に洗濯は女の人の仕事と決まっているわけではないので、本当のところはわかりません。もしかすると一緒にしばかりに行ったあと、二人で並んで洗濯していたのかもしれません。

 おじいさんかおばあさんかよくわかりませんが、そのよくわからない人が川で洗濯していると、川上から大きな桃が流れてきます。

 「どんぶらこ・どんぶらこ」

そのよくわからない人は

 「まあ。大きな桃だこと」 と言った

と思ったのですが、もしかすると「おや、大きな桃だな」と言ったのかもしれません。
とにかく家に持って帰って2つに割ってみると中から、玉のような男の子------だと思ったのですが、もしかすると女の子かもしれません----があらわれました。子供にめぐまれなかったおじいさんおばあさんは大喜び。

「この子は桃から産まれたから、桃太....いや、桃人間と名づけよう」

男の子かどうかわからないんですから、桃太郎とは言えません。桃人間は、極端に平和と平等を愛するどこといって優れたところも劣っているところもないふつーの人になりました。

 ある朝、桃人間は言いました。

「おじいさん、おばあさん。私はこれからなんらかの非人間的な物体をこらしめに行って来ます」 おじさんはキョットっとした顔で、

 「おまえ、その何らかの非人間的な物体ってなんだい」と尋ねました。
 「すみません。その名前を言ってしまうと、世間ではその漢字を使った名前の人がいるので、大変申し訳ないことになるのです。ですから何らかの物体---ちなみに頭には角が生えています。あ。でもそれでは人を外見で判断することになってしまいますね。まーいーか。その物体はあくまで非人間的な物体ですから」
 「そうかい。それもそうじゃな。それでは気をつけておいき。そうそう、おまえにはお椀の舟と箸の櫂をあげよう。これでその「何らかの物体ヶ島」に渡りなさい」
 「ありがとうございます。ちょっと他の昔話と混ざってるような...。ご心配には及びません。この物語は注意深く暴力シーンを避けていますので、かすり傷一つ負わない予定ですから」

 途中犬さんやキジさんをキビ団子で買収しながら島に着いた桃人間は、さっそく一匹の何らかの物体をつかまえていいました。

「おはようございます。今日はあなた方の非人道的な行いを改めていただくために、やってきました。私の名前は桃人間。男の子でも女の子でもありません。ついでに人よりも優れたところも劣ったところもありません。運動会はお手々つないでゴールインです」

 恐ろしげな顔をした何らかの物体は、しばらく桃人間を眺めていましたが、やがていいました。

「それはわしらが悪かった。今後は改めるね。これからはまじめに働くね。そうそうみなさんから奪い取った金銀財宝、ぜんぶ返すね。ついでに桃人間さんのお友達になりたいんだけど、いいよね」

さあ凱旋です。桃人間は、船をお宝で一杯にしておじいさんとおばあさんの家に向かいました。途中ふと、

「なんであんなに物わかりのよい「何らかの物体」がみなさんを苦しめていたんだろう」

と不思議に思いました。だけどすぐに気がつきました。

「そーいや、これ、フィクションなんだった。しっかし、つまんない話だな。こんな話を聞きながら大きくなったら、さぞかし呆けた人間が育つだろな」

17:53  |  未分類  |  EDIT  |  Top↑
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