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2011.06/13(Mon)

STRUCTURED MIND

 「一億人の英文法」は、7月発刊予定です。長いことお待たせしました。

 「英語を話すための文法」を目標にした、初めての英文法であると思います。これまで「英文法絶対基礎力」や「ハートで感じる英語塾」などでご紹介してきた、英文法の萌芽をもう一度「話すため」の視点から整理しなおし、体系としました。また、前置詞・動詞・副詞など英語学習を阻害する複雑な語感を持った語彙に関しても、会話で自信をもって用いることができるよう十分な説明を与えてあります。700ページ余りのものですが、語彙の説明では大幅にレイアウトを縮小したため、実際のボリュームは800ページを優に超えるかと思います。この本を読めば大学受験からビジネス英語まで、しっかりとした知識の基盤ができるはずです。高校生なら1週間で読破でき、英語がわかるようになる物語となっています。

 この本に関わってきた数年間で、常に揺らがなかった僕のドグマは「心の記述なしに役に立つ英文法はできない」ということです。どの単語、どの文構造にも常にそれを「選んだ」「作った」心が介在する。当たり前のことではありますが、それが「英語を話すことができる」学習者を大量生産する要諦です。
 これまでの学校教育や、英文法が「理解はできるが話すことができない」学習者を生み出してきた原因は、その中核とするシステムの目標が、大学受験の突破だったりTOEICで高得点を得るためのものだったり、「英語理解」に留まっていたからです。そうした目標をもつ英文法なら「ITは仮主語です」と「説明」してもかまわないでしょう。ですがその説明を聞いた学習者がIT文を生み出すことはできません。話すために文法が設計されていないのなら、話せるようにならなくてもそれは当然のことだったのだろうと思っています。

 すべての語彙に形にシステマティックに心を与える。ことばを通じた心の動きを構造化する。私が本書執筆について自分に課した軛は、極端に長く僕とクリスを机に縛り付けましたが、僕たちはその過程で自由にもなりました---心を離れた形式はないのだということ。

 読んで戴いたすべての方が英語を想うとき、そこに「自由」という文字が浮かんでいればいいなと願っています。


 発刊までもうしばらくお待ち下さいね。


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