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2011.08/17(Wed)

体が基本

 中部大学の武田先生がおもしろい歌を引用していた。

 若者よ 体を鍛えておけ
 美しい心が たくましい体に

 からくも支えられる日が いつかは来る
 その日のために 体を鍛えておけ 若者よ

 参照

 この歌自体は知らなかったが、内容は20年間頭の片隅にあった。だって僕が今の大学に奉職したとき指導教官が書いた推薦文は「25m潜水できます」だから。

 まぁそのときは、若いんだから25m潜水だの懸垂30回だの腹筋300回だの当たり前だろ、国際学会バリバリだとか前途有望だとかそゆこと書かんかいと思っていたのだが、今にして先生の慧眼が身にしみる。

 だめなんだよ。頭がいいだけではまともな仕事はできない。まともな本は書けない。誰かが言ったことをパクったような本なら、読み書きできる程度の脳みそがあればいくらだって書けるさ。「it には天候距離時間の用法があり...」こんな本なら年に5冊はいける。だけどオリジナルな内容の本は書けない。オリジナルであることは、絶えずオリジナルで在り続けようとする精神に、その誠実を貫き通せる体力が追随しなければ達成できない。すべてを過去に置き去ること。自分が作ったモノを含めて過去の遺物にする。それがオリジナルであるということだ。昨日自分が書いた文を消し続け改変し続ける体力が不可欠なのだ。

 「まぁここは昔から言われていることだから、問題ないだろう...」

オリジナルであるということは、こうしたやらしい怠惰と数年間闘い続けることなのだと思う。僕は、こうした邪な考えに取り憑かれたときには、20才の頃聴いていた音楽やら見ていた絵やらを眺めていたように思う。失われた体力と気力を召喚しようとしていたのだな、と今にして思う。


 そして今度こそ、情けない儀式に頼らないように、
 毎日下を向いて走っている。



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