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2012.01/09(Mon)

日本の若者

 今日は成人の日。
 毎年この日になると、この若者たちがどうやって豊かで意味のある人生を送っていくのか、どうやって世界をリードしていくのかが気になる。当世若者事情は人並みにさまざまなものを読んだが、ちりばめられるキーワードには、僕を含めた過去の世代からの厳しい視線が感じられる。

・純度100%の自分  
・他者性のない他者を求める(ネットへの依存)
・自分は特別だという感覚
・そのままでいい・現状維持
・安・近・短
・優しい関係性(同時に虚偽性も感じている)
・関係性から逃れられない(「自分という地獄」)
・高い承認欲求からの円滑なコミュニケーション希求
・キャラ重視(内キャラと外キャラの使い分け)
・脱社会(社会的視座の不足)
・コミュニケーション力の卓越(親密な内閉的なコミュニティ内限定の)
・場の空気への迎合
・物質的な欲求からの解放
・車に興味はない
・デートはじぶんち
・プレゼントは安価
・モノよりつながり
・日常に幸せ
・草食系

とくに20代男性の不活性化はマーケティングの観点からしばしば指摘されるところだ。ここから「もっと消費してもらわなきゃこまる」とか「恋愛さえ消費行動に結びつかない」とか「どうやったら彼らに消費させることが」などの論点が展開するのだが。

 それがどうした。

 新しい時代に生きる若者に、古い世代にない価値観があるのは当たり前のことだ。僕たち古い世代がなすべきは、僕らのライフスタイルに若者たちを引き戻すことではない。古い価値観から不用意に批判を加えることでもない。ボランティアに生き甲斐を感じ、車に興味もなく、ブランドものに目もくれず、こたつに入って湯たんぽ抱いた、繊細な感性をもった眩しい若者たちが、彼らの価値観の出口を見つけるまで見守ることだ。

 日本の若者はいわゆる先進国の多くが今後経験していくはずの、脱大量消費社会のフロントランナーだ。こういった特性の若者はイギリスでもアメリカでも出会ったことがない。だとすればそこに彼らの未来と商機はあるかもしれない。ビジネスのシステムを作って待っていれば、世界の若者はいずれそこにやってくるのだから。

 彼らの弱さを率直に指摘しながら、彼らの弱みを強さに変えるビジョンを探しながら、彼らの孵化を辛抱強く待つ。僕らにできるのはそれくらいのことだろう。それまでは僕らの価値観で勝負できる外国の若者を相手にしてりゃいいさ。現代自動車みたいにやたらと怖そうな顔した鉄板うねうねの車作ってりゃいいってこと。GTR改造してフェラーリぶち抜いてりゃいいってっこと(「たとえ」です。はは)。

 とりあえず、僕はコミュニケーション上手な彼らが英語でも遺憾なくその能力を発揮できるように。彼らのコミュニケーションが海外を巻き込んで大きく育つように、英語の教え方でも考えることにする。ビジネスが得意なら、彼らの心性に適した新しいビジネスモデルを考えてあげて欲しい。

 日本の大切な若者は、ビジネスの対象などではない。
 おれらが力を合わせて引き絞り世界に向けて放つ一本の矢だ。
 




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